ロシュ:アテゾリズマブのFDA承認、近い将来に見込む-膀胱がんで

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  • 肺がんの一種でも年内に米国で承認される可能性-医薬品部門責任者
  • アテゾリズマブ売上高は2020年までに約30億ドルに達する公算-BI

スイスのロシュ・ホールディングは、米食品医薬品局(FDA)が年内に同社のアテゾリズマブを膀胱(ぼうこう)がんの適応で承認すると見込んでいる。膀胱がんを治療する免疫療法の薬では第一号となる。

  ブルームバーグ・インテリジェンスによると、アテゾリズマブの売上高は2020年までに約30億ドル(約3300億円)に達する可能性がある。米ブリストル・マイヤーズ・スクイブやメルクの製品と競合することになる。

  ロシュの医薬品事業部門責任者、ダニエル・オデイ氏は電話会議で、「がん免疫療法と当社の役割への期待に対し、われわれは非常に楽観的だ。新たな適応である膀胱がんを対象に近いうちに市場参入する。膀胱がんの治療では過去30年間、新しいものは何一つ市場に投入されていない」と語った。

  オデイ氏によれば、アテゾリズマブはまた肺がんの一種を対象に年内に米国で承認される可能性がある。

  欧州最大の製薬会社であるロシュは19日、1-3月(第1四半期)売上高が5%増加し124億スイス・フラン(約1兆4000億円)となったと発表。3つの乳がん治療薬に対する需要が寄与した。ブルームバーグがまとめたアナリスト8人の予想平均は123億フランだった。1-3月期の利益は公表していない。

原題:Roche Sees Its First Cancer Immunotherapy Winning U.S. Nod Soon(抜粋)

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