米テスラCEO、報酬1750億円獲得に向け条件の半分を既に達成

  • マスクCEOは2012年に条件付きオプション527万株を付与された
  • 同氏は3年間で目標の半数を既に達成している

米テスラ・モーターズのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の給料は年間4万ドル(約440万円)にも満たないが、予定よりも早く莫大な報酬の獲得に近づいている。

  テスラは創設者で資産家のマスクCEOに対し、新型車の開発や生産拡大などの目標に関連付けた527万株のストックオプションを2012年に付与している。4月15日付の株主総会招集通知によると、目標達成期限は2022年とされているものの、マスクCEOは既にその50%を成し遂げている。同CEOは期限到来よりかなり前の段階で16億ドル(約1750億円)を獲得する可能性がある。

  2012年の株式オプションプランでは時価総額目標と事業目標をそれぞれ10項目ずつ挙げ、双方で1項目ずつ達成するごとに1ペアとし、マスクCEOはオプションの10分の1を得られることになる。時価総額では7項目達成しているものの、業績では5項目にとどまっている。このため、現在は5ペアで50%の目標達成となる。マスクCEOが16億ドルを獲得するには、テスラの時価総額をさらに28%増やし432億ドルにすることが必要。

  オプションが付与された2012年当時は「目標の多くが達成は非常に困難だと考えられていた」と同社は15日の開示書類の中で指摘した。広報担当者のコービ・ブルックリン氏は、開示書類が会社としての正式なコメントと考えていると語った。

原題:Elon Musk Ahead of Pace for $1.6 Billion Tesla Motors Payday (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE