クウェート:石油労働者のストライキが2日目に-産油量が減少

  • ストの影響で原油生産量はこれまでの40%程度
  • 国営製油会社の3カ所の工場で稼働率が低下

石油輸出国機構(OPEC)加盟国であるクウェートは数千人の石油労働者によるストライキが2日目に入る中で、原油生産の回復に取り組んでいる。ストに伴う産油量の減少は日量170万バレル前後で、これは現在の世界の供給過剰分を上回る。

  ストが始まった17日に産油量は60%減の日量110万バレルとなった。国営製油会社は3カ所の工場で稼働率を全体で60%未満に落とした。国営石油会社クウェート・ペトロリアムの複数の関係者が18日語ったところによると、同社の原油生産・製油部門は業務再開のほか燃料加工の稼働率を100%に引き上げる方向で努力している。

  クウェートの先月の原油生産量は日量281万バレルで、OPEC加盟国で4番目。国際エネルギー機関(IEA)によると、1-3月(第1四半期)の世界全体の供給は需要を160万バレル上回った。

  ドバイに拠点を置くコンサルティング会社カマール・エナジーのロビン・ミルズ最高経営責任者(CEO)は電話取材に対し「クウェートのストが続いた場合、市場は再調整される。今のところ同国は需要を満たしており、約束した分は備蓄分で対応しているようだ」とコメントした。

  18日の北海ブレント原油価格は一時7%安の1バレル=40.10ドルとなった。カタールの首都ドーハで開催された産油国会合が原油増産凍結で合意できなかったことが材料視された。

原題:Kuwait Oil-Worker Strike Curbing Crude Output for Second Day (1)(抜粋)

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