米IBM:1-3月期利益は予想上回る-新事業は増収に苦戦

更新日時
  • 売上高は4.6%減の187億ドル、16四半期連続の減収
  • IBMの株価は時間外取引で一時2.8%安

米IBMの1-3月(第1四半期)決算では、利益がアナリスト予想を上回ったものの、初めて開示した比較的新しい事業の売上高からは、従来製品の長引く低迷を十分に補完できる成長ペースではないことが示された。

  18日の発表資料によると、一部項目を除いた調整後1株利益は前年同期比19%減の2.35ドル。売上高は4.6%減の187億ドル(約2兆360億円)で、16四半期連続の減収。アナリスト予想平均は1株利益が2.09ドル、売上高が182億ドルだった。IBMは従来、為替変動による売上高への影響について3-4ポイントの押し下げ要因と予想していたが、実際の影響は3ポイント未満にとどまった。

  ジニ・ロメッティ最高経営責任者(CEO)はクラウド製品のほか、機械学習と人工知能(AI)を使うソフトウエアに経営の重点を置いており、同社はこうした取り組みをより良く反映させるため決算発表での事業区分方法を最近見直した。戦略的に必要不可欠な事業と分類するこれらの新事業の売上高は2桁成長の70億ドルに達したものの、従来型ビジネスの減収を十分に穴埋めできていない。特に、IBMが将来の主要事業として期待するコグニティブ・ソリューション・グループの製品の伸びは、戦略的に必要な事業全体より緩やかだった。

  IBMの株価は決算発表後の時間外取引で2.8%安。通常取引終値は前週末比0.5%安の152.53ドル。

原題:IBM Earnings Show It’s Still Struggling With New Product Growth(抜粋)

(部門別業績や時間外取引の株価などを追加して更新します.)
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