米ネットフリックス株が下落、契約者数伸び鈍化の見通しを嫌気

更新日時
  • 世界市場進出にもかかわらず海外契約者数の伸び鈍化の見通し
  • 米国内契約者数の伸びも鈍化が見込まれる

ネット映像配信ネットワーク最大手の米ネットフリックスは18日、4-6月(第2四半期)の契約者数の伸びが海外を中心に鈍化するとの見通しを示した。これを受け、同社の株価は時間外取引で下落した。

  ウェブサイトに掲載された資料によると、同社は4-6月期の海外契約者数の伸びを200万人と予想。ブルームバーグがまとめたアナリスト5人の予想平均は345万人となっていた。米国内契約者数の自社予想も50万人の伸びと、アナリストの予想平均(50万5000人)を下回った。1-3月(第1四半期)の契約者純増数は海外が451万人、米国内が223万人だった。

  ネットフリックスはブラジルやドイツ、日本など多様な国のオンデマンドTVに革命をもたらすグローバルなサービス会社だと自ら宣伝してきた。米国内のサービスの伸びが鈍化する中で、投資家は海外市場が同社の今後の成長を後押しすると期待している。同社は1-3月期に130の市場に新規参入した。

  同社は発表資料で、「海外契約者の純増数予想が昨年を下回ったのはオーストラリアとニュージーランドの昨年の事業開始時との比較が厳しい数字となったためだ」と説明した。

  ネットフリックスの株価は時間外取引で一時92.38ドルまで下げた。通常取引終値は2.8%安の108.40ドル。アマゾン・ドット・コムが動画配信サービスを単独オプションとして提供すると発表したことも売り材料となった。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのポール・スウィーニー・アナリストは電子メールで、「現在のネットフリックスの成長ストーリーは海外での伸びに立脚している」と述べ、「特に、アマゾンが動画配信サービスを単独オプションとして提供すると発表したばかりの時に海外で予想を下回る数字が示されれば、投資家は動揺するだろう」と指摘した。

  この日発表された1-3月期の純利益は2770万ドル(約30億2000万円、1株当たり6セント)と、前年同期の2370万ドル(同5セント)から増加。ブルームバーグがまとめたアナリストの1株利益予想平均は4セントだった。売上高は24%増の19億6000万ドルと、市場予想(19億7000万ドル)を下回った。

原題:Netflix Plunges on Forecast for Weakening Subscriber Growth (1)(抜粋)

(背景などを追加して更新します.)
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