モルガン・スタンレー:1-3月利益は予想以上、コスト削減寄与

更新日時
  • 報酬費用は19%減の36億8000万ドル
  • 債券トレーディング収入は前年同期比54%

モルガン・スタンレーの1-3月(第1四半期)決算は、利益がアナリスト予想を上回った。コスト削減が寄与したほか、株式トレーディング収入が一部アナリストの予想ほど落ち込まなかった。

  18日の同社発表によると、純利益は11億3000万ドル(約1220億円、1株当たり55セント)と前年同期の23億9000万ドル(同1.18ドル)から53%減少したものの、ブルームバーグがまとめたアナリスト22人の予想平均(1株当たり47セント)を上回った。

  ジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)はアナリストとの電話会議で「市場環境がこのまま続くならば当社の目標達成は極めて難しく、従って追加措置を取らざるを得ない」と語り、あらゆる金融商品と事業を見直していると述べた。

  収入は21%減の77億9000万ドル、アナリスト18人の予想は77億6000万ドルだった。金利外費用は14%減の60億5000万ドルとなり、アナリスト予想の64億2000万ドルを下回った。報酬費用は19%減の36億8000万ドルとなり、報酬外費用は6.2%減の23億7000万ドル。シティグループのキース・ホロウィッツ氏は「最大の驚きは報酬だ」とリポートで指摘した。

  第1四半期の債券トレーディング収入は8億7300万ドルと前年同期から54%減少し、第1四半期としては2010年の同CEO就任以降で最少。

  株式トレーディング収入は9.3%減の20億6000万ドル。シティのホロウィッツ氏は19億3000万ドル、クレディ・スイス・グループのスーザン・ロート・カツケ氏は19億5000万ドルを予想していた。

  

原題:Morgan Stanley First-Quarter Profit Beats Estimates on Cost Cuts(抜粋)
Morgan Stanley Quarterly Profit Beats Estimates on Cost Cuts (2)

(第3、4段落にコメントを追加します.)
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