台湾の矽品精密工業:中国の紫光集団による出資計画は保留

  • 計画の将来は次期台湾政権の担当者や株主次第-林会長
  • 半導体を重視する中国民間企業との戦略的提携を望んでいる

台湾の矽品精密工業(シリコンウエア・プレシジョン・インダストリーズ)は18日、同社株568億台湾ドル(約1900億円)相当を中国の紫光集団に売却する計画は台湾当局による厳しい審査を受け保留状態だと明らかにした。

  矽品精密の林文伯会長はインタビューで、この計画の将来は次期台湾政権の担当者や株主、敵対的買収を仕掛けている台湾の日月光(アドバンスト・セミコンダクター・エンジニアリング)次第だと述べた。

  日月光は昨年8月以降、市場で矽品精密の株式を買い入れている。友好的な買収案を提示する、いわゆるホワイトナイトを探していた矽品精密は昨年12月、紫光集団による出資受け入れで合意した。

  林会長は、矽品精密が半導体を重視する中国民間企業との戦略的提携を望んでおり、営業拡大の機会を逃したくないと説明。また、先週発表したばかりの資本増強計画を撤回したとも述べた。株式希薄化を懸念する既存株主の意見を反映させたという。

原題:Siliconware Precision Says $1.7 Billion Tsinghua Deal Is on Hold(抜粋)

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