米国が介入必要性に疑義、円上昇への歯止め排除-原油急落も円高要因

  • 米国が日本の反論、為替相場の動き「秩序ある」
  • 円、原油安で1年5カ月ぶり高値に近づく-年初来は11%余り上昇

18日の外国為替市場で円は2営業日続伸。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で日本の市場介入を支持しない姿勢が示された上、原油急落で円が買われた。

  カタールの首都ドーハでの会合で産油国が増産凍結に合意できなかったことを受けて原油相場は18日、一時6.8%下落。円は1年5カ月ぶり高値に近づいた。ルー米財務長官は15日、円が年初来11%余り上昇している外為市場について「秩序ある」動きだとの考えを示し、米国が円売り介入の正当性を認めないことを示唆した。日本の当局者らは一方的な動きや円上昇を見込む投機筋の持ち高が記録的な水準に積み上がっていることを指摘していた。

  ロンドン時間午前8時34分現在、円は0.6%高の1ドル=108.14銭。主要16通貨全てに対して上昇している。円は一時対ドルで107円台となり、11日に付けた1年5カ月ぶり高値の107円63銭に近づいた。

原題:U.S. Intervention Doubts Clear Way for Yen Gain as Oil Tumbles(抜粋)
Loonie, Aussie Drop After Doha Failure; Yen Near 1 1/2-Year High

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