アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株が下落-インドは4日続伸

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  18日の中国株式市場で上海総合指数が約3週間ぶりの大幅下落。エネルギー銘柄と不動産株を中心に値下がりした。原油安に加え、住宅価格上昇がより多くの都市に広がったことで当局が不動産市場の沈静化に動くとの懸念が強まった。

  上海総合指数は前週末比1.4%安の3033.66と、12日以来の安値で取引を終えた。中国石油化工(SINOPEC、600028 CH)は3%下落し、エン州煤業(600188 CH)は2%下げた。国有建設会社の中国建築(601668 CH)など不動産関連株も安い。CSI300指数は前週末比1.3%安。

  君康人寿保険の呉侃ファンドマネジャー(上海在勤)は、「原油安で世界的にリスク資産への投資意欲が大きく落ち込んでおり、負のセンチメントの影響も受けている」と分析。また、「不動産価格の上昇は理にかなっておらず、実際には投資家の間で一段の抑制策につながるとの懸念が強まってきた」と述べた。

  香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が前週末比1.4%安で終了。華能国際電力(902 HK)の下げが目立った。ハンセン指数は0.7%安で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  18日のインド株式相場は上昇。指標のS&P・BSEセンセックスは4営業日続伸となった。テクノロジー銘柄の上げが目立った。インフォシスの増収率見通しが予想を上回ったことが好感された。一方、原油安を背景に、エネルギー銘柄は下げた。

  ソフトウエア輸出でインド2位のインフォシスは構成銘柄の中で最も大きな値上がり。たばこ会社ITCは続伸。携帯電話サービスで国内最大手のブハルティ・エアテルは1週間ぶり大幅高、製薬会社シプラは3週ぶり高値を付けた。インド石油ガス公社(ONGC)とインドガス公社(GAIL)を中心にエネルギー株は売られた。

  センセックスは前営業日比0.7%高の25816.36で終了。インフレが予想以上に鈍化したことや平年を上回る降雨量予想を手掛かりに、同指数は先週3.9%上げていた。15日のインフォシスを皮切りに決算シーズンも始まった。14、15両日のインド株式市場は祝日のため休場だった。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前週末比0.4%安の5137.06。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前週末比0.3%安の2009.10。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前週末比0.4%安の8666.01。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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