「Brexit」でリスク最大の業界は?-「金融」とUBS分析

FT100種株価指数に含まれる金融株は2カ月前に英国株が安値を付けてから一貫して回復してきた。しかしUBSグループのウェルスマネジメント部門によれば、金融株は英国の欧州連合(EU)離脱(「Brexit」)の場合に最大の下落リスクに見舞われるセクターだ。

  UBSによれば、国内業務中心の銀行も国際的に展開する金融機関も、Brexitで打撃を受ける。Brexitは英経済を減速させる可能性があることや、英国の信用格付けが引き下げられれば資金調達コストが上がることが、国内経済とのつながりの深い銀行に悪影響を与える。大手銀行は英国内資産をめぐるリスクが高まることから、コスト上昇に見舞われることに加え、EUでのサービス提供面で面倒な規則が増えるだろうと、UBSは分析した。

  UBSウェルスマネジメントの英国投資の副責任者、キャロライン・シモンズ氏は「国内銀行は、個人と法人向け融資が業務の中心であるため、英経済と密接に結びついている」と指摘。また、「英国でクレジットスプレッドが拡大すれば全ての銀行にとって打撃だ」と述べた。

原題:The Sector Most at Risk Should Britain Secede? Finance, UBS Says(抜粋)

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