鉄鉱石価格の上昇、供給過剰で終了へ-米シティグループが予想

世界の鉄鉱石市場の供給過剰がますます深刻になっているとの見方を、米シティグループが示した。同行は、上昇している鉄鉱石価格が7-12月(下期)に下落に転じる可能性が高いとみている。

  ブルームバーグが18日受信したシティグループの四半期商品リポートによれば、今年の上昇を受けて生産を再開する鉱山会社を含め増産が進むほか、鉄鋼価格が下落する可能性が高いことから、鉄鋼原料の鉄鉱石価格は引き続き打撃を受けると同行は予想。エド・モース氏らアナリストはリポートで、鉄鉱石価格の下落は遅れていた可能性があるが、それでも値下がりするとの見通しを示した。

  中国の鉄鋼会社が鉄鋼価格上昇の恩恵を受けるため増産を進めたほか、オーストラリアで一部の供給に支障が出たことから、鉄鉱石価格は1-3月(第1四半期)に23%上昇。シティグループは、これらの支援要因は反転し鉄鉱石の見通しを悪化させると予想。英豪系リオ・ティント・グループのサム・ウォルシュ最高経営責任者(CEO)は先週、中国の需要が改善しても新規生産によって相殺されるため、鉄鉱石価格が下期に下落する可能性があるとの見方を示している。
  
原題:Citigroup Says Iron Ore Rally Will Fade as Oversupply Kicks In(抜粋)

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