原油先物は大幅安、産油国合意せず-S&P500種先物と豪ドルも安い

  • 円は上昇、ドーハ会合終了後に安全資産を求める動き広がる
  • 豪、NZ、カナダなど資源国通貨は安い

アジア時間18日早朝の取引で原油先物相場と資源国通貨が下落。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の産油国がドーハで開いた会合は供給抑制で合意に至ることなく終了した。米株価指数先物も値下がりした一方、円は上昇した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は5.5%安の1バレル=38.15ドル。S&P500種株価指数先物に加え、オーストラリアとニュージーランド、カナダの通貨も安い。

  世界的な供給過剰が和らぐとの期待感から原油相場は回復していたが、今回のドーハ会合で合意に達しなかったことで、市場は不安定化する恐れがある。17日の同会合にイランは欠席した。ロシアのノバク・エネルギー相が会合終了後に記者団に語ったところによれば、サウジアラビアなど湾岸諸国が、イランを含む全OPEC加盟国が参加しない合意には同意しない姿勢を示し、協議は暗礁に乗り上げたという。

  シドニー時間午前8時50分(日本時間同7時50分)現在、豪ドルは0.6%安の1豪ドル=0.7676米ドル。NZドルは0.1%安の1NZドル=0.6913米ドル。S&P500種Eミニ先物は0.5%安。円は0.4%高の1ドル=108円33銭。

原題:Crude Slumps as Oil Talks Fail; S&P 500 Futures Drop With Aussie(抜粋)

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