ショイブレ独財務相:ECBの職務は過大、反ユーロ政党伸長に責任

ドイツのショイブレ財務相は、同国連邦銀行のバイトマン総裁が欧州中央銀行(ECB)とその独立性を守っていると指摘した。国内では反ユーロ政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が勢力を拡大させているが、ECBにもその責任があるとあらためて示唆した。

  ショイブレ財務相は15日、ワシントンでバイトマン総裁との共同記者会見に臨み、ECBはユーロ圏で唯一完全に機能している機関で、過大な職務を背負わされているとの見解を示した。一方、量的緩和を含め過去何度となくECBの刺激策に反対してきたバイトマン総裁は、現在の拡張的なECBの政策スタンスは「適切」だと述べた。

  財務相は「AfDの勢力拡大はECBの金融政策に非があると言っているのではない」としつつ、「長期にわたりゼロ以下の金利が続くことを懸念せざるを得ない人々の不安感が、当惑を禁じ得ない多くの選挙結果に寄与していると指摘した」と語った。

  ショイブレ財務相は今週ワシントンでドラギECB総裁と会談する。ドイツでは来年9月に総選挙を予定する。

原題:Schaeuble Hails ECB Independence, Denies It’s Spurring Populism(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE