フィアットCEO、合併対象はVWやフォード含む-トヨタの可能性も

自動車メーカー、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のセルジオ・マルキオンネ最高経営責任者(CEO)は、同社と将来的に「大型」合併の可能性がある同業他社に米フォード・モーターとトヨタ自動車、独フォルクスワーゲン(VW)を挙げた。米ゼネラル・モーターズ(GM)は同氏の呼び掛けを拒否している。

  マルキオンネCEOは15日、株主総会開催のアムステルダムで記者団に対し、「私が関心を持っていたことは現時点では実施不能だ」と語った上で、大手ライバルと合意に至る可能性の「扉は決して閉ざされていない」と続けた。

  同社のジョン・エルカン会長も前日、FCAを同業「大手」の1社と統合させるべきだと再び主張。それによって年100億ドル(約1兆900億円)を超える節減が可能だとの見方を示した。自動走行車などの開発が進んでも、自動車メーカーの事業の大半は個人向け販売が向こう数十年も主体であり続けるため、FCAのライバル社は統合によるプラス効果に目を向けるべきだと、同社の経営権を握るエクソールの株主宛て書簡で説明した。

  合併パートナーとしては米国や日本、ドイツの自動車メーカーが考えられるのかとの問いにマルキオンネCEOは同意。韓国の現代自動車にも言及したものの、「韓国勢は決して結婚しない」と付け加えた。節減の可能性を考えれば、最善の相手はGMだと強調した。

原題:Fiat CEO Widens Potential Partners to VW, Ford After GM Rebuff(抜粋)

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