ロシア大統領府が謝罪、ゴールドマンとパナマ文書との関係発言は誤り

ロシアのプーチン大統領は、パナマ文書の流出と米ゴールドマン・サックス・グループとの関連を14日に指摘していたが、これは誤りだったと大統領府のペスコフ報道官が15日述べた。

  ペスコフ報道官は記者団に「大統領は未確認の情報を受け取っていた。これは私の責任だ。南ドイツ新聞には謝罪した」と語った。プーチン大統領は、パナマの法律事務所モサック・フォンセカのファイルを入手した南ドイツ新聞の親会社をゴールドマンが保有していると発言。南ドイツ新聞は情報が誤っていると反論、ゴールドマンはコメントを控えていた。

  ペスコフ報道官は、プーチン大統領が誤っていたのはこの点だけだと主張。大統領府はパナマ文書の漏えいがプーチン追い落としを狙ったもので、ロシアを不安定化させようという情報戦の一環だとの見解を打ち出している。

  世界の政治家や銀行がオフショア企業を使って資産を隠していたことを暴露したパナマ文書には、プーチン大統領と関連のある個人や企業による合わせて20億ドル(約2180億円)以上の取引についての記載があった。

  プーチン大統領はテレビを通じ国民から直接質問を受け付ける毎年恒例の生放送番組で、「奇妙に聞こえるかもしれないが、彼らが公開したオフショアに関する情報は誤ってはいない。誰についても具体的な不正の指摘はせず、ほのめかしているだけだからだ」と語った。

原題:Kremlin Apologizes for Linking Goldman Sachs to Leaks Newspaper(抜粋)

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