きょうの国内市況(4月15日):株式、債券、為替市場

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●日本株反落、ドーハ会議前の原油安と連騰反動-輸出や金融、鉱業安い

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  東京株式相場は4日ぶりに反落。カタール・ドーハでの産油国会議を控えた海外原油価格の下げが嫌気され、前日まで3連騰した反動を警戒する売りも広がった。電機や輸送用機器など輸出株、銀行や保険など金融株が安く、鉱業は東証1部33業種の下落率1位。

  TOPIXの終値は前日比9.95ポイント(0.7%)安の1361.40、日経平均株価は63円02銭(0.4%)安の1万6848円03銭。

  三菱UFJ国際投信の宮崎高志戦略運用部長は、「目先筋が一方向に売っていたポジションをイベント前に巻き戻した動きが一巡した。企業の生産性が上がらず、中長期でみて日本株が選好されにくい中では目先筋の売買に振らされやすい」と話した。長期資金が入りづらい状況で、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議などイベントが終了した来週は、「また目先筋がショートを振るリスクもみておかなければならない」と言う。

  東証1部33業種は鉱業、銀行、電機、その他金融、輸送用機器、保険、不動産、証券・商品先物取引、繊維、非鉄金属など27業種が下落。パルプ・紙や建設、空運、水産・農林、陸運、情報・通信の6業種は上昇。東証1部の売買高は19億8537万株、売買代金は2兆593億円。値上がり銘柄数は565、値下がりは1262。

  売買代金上位では、シティグループ証券が投資判断を下げた小野薬品工業が大幅安で、子会社が熊本県に工場を持つソニーも安い。日本電産や村田製作所、富士通、アルプス電気、国際石油開発帝石も下げた。半面、清水建設やコナミホールディングス、トレンドマイクロ、ドイツ証券が投資判断を上げたSCREENホールディングスは高い。

●長期金利1カ月ぶり低水準、オペ結果受け-熊本地震で買いとの見方も

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  債券相場は上昇。長期金利は約1カ月ぶりの水準まで低下した。日本銀行の長期国債買い入れオペ結果で需給が良好なことが示されたことが背景。前日夜に熊本県で強い地震が発生したことがリスク回避的な買いにつながっているとの見方も出ていた。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の342回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値と横ばいのマイナス0.095%で開始。その後は徐々に水準を切り下げ、一時2ベーシスポイント(bp)低下のマイナス0.115%と3月18日以来の低水準を付けた。その後はマイナス0.11%で推移している。

  新発20年物の156回債利回りは横ばいの0.315%で始まった後、0.305%まで低下した。新発30年物の50回債利回りは0.5bp高いの0.405%で始まった後、徐々に水準を切り下げ、一時0.385%と過去最低に並んだ。その後は0.39%で推移している。

  マスミューチュアル生命保険運用戦略部の嶋村哲金利統括グループ長は、「期初からの日本国債の買いの流れは継続しており、フラットニングも進行してきている」と説明。ただ、「このフラットニング・トレンドも煮詰まってきており、一段の進行には懐疑的にみている」と語った。

  長期国債先物市場で中心限月6月物は、前日比3銭高の151円71銭で取引を開始した。いったん1銭安の151円67銭を付けた後は、買いが優勢となり、一時151円96銭と3月30日以来の高値を付けた。結局は21銭高の151円89銭で引けた。

●円下落、株下げ渋りや中国景気懸念後退で-G20・産油国会合見極め

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  東京外国為替市場では円が下落。日本株の下げ渋りや中国景気懸念の後退を背景に円売りが優勢となった。

  ドル・円相場は午後3時13分現在、1ドル=109円49銭前後。朝方には109円29銭まで円が強含む場面が見られたが、日本株が急速に下げ渋るのに伴い円売り優勢となり、一時109円73銭と7日以来の円安値を付けた。午後にかけては20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の結果や週末のドーハでの産油国会合を見極めようとのムードが広がり、109円台後半でもみ合う展開となった。

  三井住友銀行市場営業部為替トレーディンググループの佐藤慎介グループ長は、週末を前にしたドル買い・円売りが優勢だとし、リスクセンチメントの改善もドル・円をサポートしていると説明。ドル・円は「足元の上昇で下値を固めた状況で、 短期的には110円を視野に入れた動きになる」可能性があると話した。

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