サード・アベニューの恐怖薄れ-ジャンク債投資、4年半ぶり高水準

ジャンク債に流入する投資資金の規模が先月、この4年半ほどで最大となった。昨年12月に資産運用会社サード・アベニュー・マネジメントのファンド償還が一時停止され、高利回りのクレジット市場が揺らいだ記憶は薄れた。

  調査会社モーニングスターによれば、3月にはネットベースで約107億ドル(約1兆1700億円)がジャンクファンドに流入した。原油相場の反発を受けて、ジャンク債への信頼感が回復した。

  モーニングスターのアナリスト、アリナ・ラミー氏はインタビューで「当時は大変な恐怖が広がったように見えた。過去数カ月の状況から判断すると、投資家はそのことを随分と速く忘れてしまったようだ」と述べた。

  昨年は原油とガス、石炭価格の急落で高利回り債相場が押し下げられた。投資家は今年に入ってからは、価格は下げたもののデフォルト(債務不履行)のリスクは小さいとみる非エネルギーのクレジット商品に選別投資している。モーニングスターによると、高利回りファンドへの3月の資金流入は2011年10月の111億ドル以来の大きさとなった。

原題:Investors Pour $10.7 Billion Into Junk Bonds as Fears Fade(抜粋)

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