英独仏など欧州5カ国、企業や信託の実質的所有権データの共有で一致

欧州5カ国は企業や信託の実質的所有者に関する自動的な情報共有で合意し、20カ国・地域(G20)に同じ基準の採用を促すことで一致した。

  英国とドイツ、フランス、イタリア、スペインの5カ国の閣僚は14日にワシントンで共同記者会見を開き、企業の実質的所有権登記と新たな信託登記のデータを各国の税務・法執行当局が相互に交換できる仕組みで合意したと発表した。5カ国の財務相らは今回の合意の世界的な実施をG20に強く求めていく。

  世界の政治家や著名人が保有する口座を含む多額の資産隠しの実態がパナマの法律事務所から流出した文書で今月露呈したことから、市民の間で激しい怒りが広がっている。ショイブレ独財務相は「今回の事案で、会社組織の背後にいる最終的な実質的所有権者を特定することが脱税やマネーロンダリング(資金洗浄)、不正金融への効果的対策にとって鍵であることが判明した」と指摘した。

原題:Big European Nations Agree on Sharing Beneficial-Ownership Data(抜粋)

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