ロシア大統領:パナマ文書リークの背後にゴールドマン・サックスの影

  • パナマ文書のオフショアに関する情報は誤っていないとプーチン氏
  • 南ドイツ新聞はプーチン氏が主張する事実はないと否定

ロシアのプーチン大統領は14日、視聴者が参加する毎年恒例のテレビ番組に出演し、パナマの法律事務所モサック・フォンセカから流出のファイルを最初に受け取った南ドイツ新聞について、米投資銀行ゴールドマン・サックス・グループが親会社のオーナーだと述べ、ゴールドマンと「パナマ文書」のリークに関わりがあるとの見方を示唆した。

  これに対し、南ドイツ新聞のマネジングディレクター、シュテファン・ヒルシャー氏は発表文で、ゴールドマンと提携関係のないドイツのメディアグループおよびミュンヘンの出版一族が新聞社のオーナーだと反論した。ゴールドマンはコメントを控えている。

  ゴールドマンはロシアの対外的なイメージ向上と機関投資家の呼び込みで助言を行うため、2013年に同国政府と3年契約を締結した。

  プーチン大統領は自分と親しい人物をオフショア取引と関連付けるパナマ文書の情報が正しいと認める一方、今回のリークがロシアで今後行われる下院選挙などに影響を与えることを狙った米国の策略だと指摘した。

  大統領は「奇妙に聞こえるかもしれないが、彼らが公開したオフショアに関する情報は誤っていない。しかし誰かの具体的な不正の責任を問うものでなく、疑惑を投げ掛けているだけだ」と語った。

原題:Putin Sees U.S., Goldman Sachs Behind Leak of Panama Papers(抜粋)

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