中国株:反落、週間の上げ縮小-指標改善で追加刺激策観測が後退

更新日時
  • 商品関連株を中心に売られた
  • 香港市場でH株は0.3%安、ハンセン指数は0.1%安

15日の中国株式相場は反落。商品関連株を中心に売られた。3月の経済指標が改善し、与信が急増したことで、当局が追加刺激策を控えるとの観測が広がった。

  上海総合指数は前日比0.1%安の3078.12で終了。前日は約3カ月ぶりの高値を付けていた。週間ベースの上昇率は3.1%に縮小。鉄鋼株の値下がりが響き、素材株の指数は0.8%下落。CSI300指数は0.1%安。

  3月の新規融資や工業生産、都市部固定資産投資、小売売上高は全てアナリスト予想を上回った。1ー3月(第1四半期)の国内総生産(GDP)は前年同期比6.7%増とアナリスト予想と一致したが、7年ぶりの低い伸びとなった。

  中原証券の張剛ストラテジスト(上海在勤)は「指標の内容は予想より若干良かったが、こうした持ち直しが持続可能かどうかという問題は残る」と指摘。「今回の指標を受けて今後、当局の刺激策が縮小する可能性を投資家は懸念している」と述べた。

  鉄鋼メーカーの武漢鋼鉄(600005 CH)は1.7%安。1ー3月期の純損益が赤字になるとの見通しを示した鞍鋼軋鋼(000898 CH)が2.6%安。産銅会社の銅陵有色金属集団(000630 CH)は2.7%安。

  香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が0.3%安で終了。ハンセン指数も反落し、0.1%安で引けた。前日は7営業日続伸と、ここ1年で最も長い値上がり局面となっていた。

原題:China Stocks Pare Weekly Gain as Traders Wind Back Stimulus Bets(抜粋)

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