コーエン氏、顧客資金を受け入れる新会社を設立-経営にはタッチせず

  • スタンフォード・ハーバーはポイント72と共通の経営幹部が運営
  • コーエン氏はスタンフォードを所有するがマネジメントは行わず

インサイダー取引事件でヘッジファンド運営会社SACキャピタル・アドバイザーズの閉鎖に追い込まれた資産家のスティーブン・コーエン氏は、米証券取引委員会(SEC)との1月の合意に基づき2018年以降にファンドの運営を再開できる見通しだが、それに先立ち外部の投資家から資金を集める手段を得たもようだ。

  今月の監督当局への届け出によれば、ファミリーオフィスとしてコーエン氏の資金を運用するポイント72アセット・マネジメントの経営トップを採用する形で設立された「スタンフォード・ハーバー・キャピタル」は、当初は流動性の低い証券や私募債に投資するプライベートファンドの運用を計画している。コーエン氏(59)が間接的に所有する同社は、顧客利益の最大50%を預かるが、同氏自身はマネジメントを行わない。

  スタンフォード・ハーバーの外部広報を担当するジョナサン・ガスサルター氏は「スティーブン・コーエン氏はこの事業体を所有するが、そこで働く人々の行動を監督しないという1月のSECとの合意に違反してはいない。スタンフォード・ハーバーが外部からの資金受け入れを目指すかどうかについて、決定はまだ行われていない」と説明。外部顧客のための資金運用会社としての登録申請が3月14日にSECによって承認されたことを明らかにした。

原題:Steve Cohen Has a New Firm That’s Allowed to Take Outside Money(抜粋)

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