G20、共同声明でパナマに税関連情報の積極的な共有を提言へ-関係者

  • 「パナマ文書」で暴かれた資産隠しの実態への激しい怒りに対応
  • 共同声明は通貨安競争の回避を再度表明へ

20カ国・地域(G20)は財務相・中央銀行総裁会議の共同声明でパナマに対し税関連情報のより積極的な共有を提言する公算が大きい。声明案について知る関係者1人が記者団に匿名を条件に明らかにした。

  G20財務相・中銀総裁会議は国際通貨基金(IMF)と世界銀行の春季会合に合わせてワシントンで開催されている。当局者らはまた、通貨安競争の回避や景気支援のための構造改革の重要性を強調する従来の文言をあらためて声明に盛り込む計画。声明案について説明を受けた別の関係者が述べた。

  オフショア金融に関するいわゆる「パナマ文書」の流出で世界の租税回避地での多額の資産隠しの実態が今月露呈し、世界各地で激しい怒りが広がった。世界の指導者や著名実業家らの名前も挙がったこの問題の収拾を図るため、一部政府は脱税やマネーロンダリング(資金洗浄)を取り締まり国民の信頼回復を目指す方針を表明している。

原題:G-20 Said to Consider Recommending Panama Share Tax Records (1)(抜粋)

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