米国株:ほぼ変わらず、銀行株は上昇-テクノロジー株は下げる

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14日の米国株はほぼ変わらず。S&P500種株価指数は4カ月ぶり高水準付近。ダウ工業株30種平均は昨年7月以来の高値に上昇した。投資家は企業決算の内容を見極めようとしている。朝方発表された経済統計では、労働市場の改善と物価上昇圧力の不在が示された。

  この日は銀行株が上昇した。バンク・オブ・アメリカ(BofA)は5日続伸。同行はまだコスト削減の余地があるとの見解を示した。デルタ航空など航空株も高い。テクノロジー株は下落。シーゲイト・テクノロジーは20%急落。同社が暫定値で発表した売上高は予想を下回った。

  S&P500種株価指数は0.1%未満上げて2082.78。前日は12月4日以来の高値をつけた。金融株や商品株の値上がりでS&P500種は週間ベースで1.7%上昇している。ダウ工業株30種平均は0.1%高の17926.43ドルと、昨年7月20日以来の高値。

  FBBキャピタル・パートナーズのマネジングディレクター、マイケル・ムッシオ氏は「ここ6-7週間で得た利益を確定する時期だ」と述べ、「様子見の展開に戻った。市場はある程度上向きのサプライズを織り込んでいるようだが、それはまだ分からない」と続けた。

  アナリストはS&P500種採用企業の第1四半期決算を10%減益と予想している。

  この日は半導体やテクノロジーのハードウエア企業が特に売られた。シーゲイトのライバル企業ウエスタンデジタルは6.7%下落。半導体マイクロン・テクノロジーは4.4%値下がりした。マイクロンは10億ドルの社債売り出しを計画していることを明らかにした。

  デルタ、アメリカン航空グループ、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスはいずれも上昇した。

  チポトレ・メキシカン・グリルはJPモルガン・チェースによる株式投資判断の引き上げが好感されて上昇した。

  再生可能エネルギーのサンエジソンは58%の急伸。財務諸表に誤りがなかったことを明らかにした。

原題:U.S. Stocks Fluctuate as Banks Advance, Technology Shares Slump(抜粋)

(リードに追記し、相場を更新し、第5段落以降を追加します.)
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