欧州債:総じて下落-インフレ統計と原油値上がりで

14日の欧州債市場ではユーロ参加国の国債が総じて下落した。3月の域内インフレ率が横ばいに上昇修正されたほか、原油相場が上昇したことが背景にある。

  前日上昇したイタリアとスペイン、ドイツの国債はいずれもこの日は値下がり。一連の国債発行に伴う週初の売り浴びせで相場が下落したのは一時的なものだという強気な見方を後退させた。

  ラボバンク・インターナショナルの欧州金利戦略責任者、リチャード・マクガイア氏(ロンドン在勤)は、原油相場の回復は「安全資産である債券に対する圧力と一致する」とし、「インフレにはまだ勢いがなく、相場を動かす力はない。(債券は)まだ強気局面にあり、この日の下落を参入の機会と考えることができる」と語った。

  ロンドン時間午後4時18分現在、ドイツ10年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.16%。前日はここ1カ月で最大の下げとなる4bp低下し、11日には0.07%と1年ぶりの低水準を付けていた。同国債(表面利率0.5%、2026年2月償還)価格はこの日、0.315下げ103.32。 

  スペイン10年債利回りは4bp上昇し1.50%、同年限のイタリア国債利回りは6bp上げ1.36%となった。 

原題:Europe’s Bond Rally Halted as Regional Inflation Revised Higher(抜粋)

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