米アトランタ連銀総裁:4月の利上げには反対、米成長減速で

米アトランタ連銀のロックハート総裁は成長の軟化と依然低い水準にあるインフレを踏まえて、今月の利上げはもはや求めないと述べた。

  ロックハート総裁は14日、シカゴからブルームバーグラジオとテレビジョンのインタビューに応じ、「これまで見てきた状況に基づくと、私は4月の行動を支持しない。私の見方は変わった」と発言。個人消費支出や企業の投資は「軟化しているようであり、確かにそれは私をためらわせる」と述べた。同総裁は3週間前、米経済には早ければ4月の利上げが正当化されるほど十分な勢いがあると言明していた。

  総裁は「個人消費活動は減速しつつある」とし、「それは年初時点の私の見通しにある程度の疑問を投げ掛ける」と指摘。今年の米経済成長率は2-2.5%になるとの見通しを示した。

  ロックハート氏は世界成長の軟化について「もちろん、懸念材料だ」と発言。「それはデータの内容への慎重さと辛抱強さを正当化するだろう。世界的な背景はわれわれのインフレ目標にも影響を及ぼすと考える」と話した。

  総裁は14日発表された米消費者物価指数の統計にがっかりしたとし、「もう少し堅調さが見られるとよかった」と続けた。

  総裁はその上で、「カレンダーを見ると、年内には十分な会合が残っており、データが支持するならば、3回行動することは適切な政策だ」と指摘。「2回の行動、3回の行動はともに現時点で可能だ。それは経済の進展次第になる」と述べた。

原題:Fed’s Lockhart Opposes Near-Term Rate Hike as U.S. Growth Slows(抜粋)

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