米消費者物価:コア指数の伸びが減速、総合も市場予想下回る

  • コア指数は前月比0.1%上昇、昨年8月以来の小幅な伸び
  • 衣料品が1.1%低下と、1998年以来の大幅なマイナス

3月の米消費者物価統計では、食品とエネルギーを除くコア指数の伸びが予想を下回った。

  米労働省の14日発表によると、3月の消費者物価指数(CPI)はコア指数が前月比0.1%上昇。昨年8月以来の小幅な伸びとなった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.2%上昇だった。前月までは2カ月連続で0.3%伸びていた。

  総合指数も前月比0.1%上昇。エコノミスト予想中央値は0.2%上昇だった。

  レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルのチーフエコノミスト、スコット・ブラウン氏は統計発表前に、物価への「強い上向きの圧力は見られない」と指摘。「数週間前のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長発言からすると、当局は追加利上げを急いでいない感じだ」と述べた。

  コア指数は前年比では2.2%上昇。前月は2.3%の伸びだった。総合指数は前年比0.9%上昇。前月は1%上昇。

  項目別に見ると3月はエネルギーが前月比0.9%上昇。前月は6%低下していた。

  食品は0.2%低下。特に食料雑貨が0.5%低下と、2009年4月以来の大幅なマイナスとなった。

  衣料品や航空運賃、中古自動車・トラックなどの値下がりでコア指数の上昇は抑制された。衣料品価格は前月比1.1%低下と、1998年9月以来の大幅な下げとなった。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:Core Consumer Prices in U.S. Cool in Sign Pickup Transitory (1)(抜粋)

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