IEA:石油供給過剰は今年下期にほぼ解消、シェール生産減少で

国際エネルギー機関(IEA)は、世界の石油市場は7-12月(下期)に「均衡に近づく」との見通しを示した。原油安で石油輸出国機構(OPEC)非加盟国の生産が減少するためだと説明した。

  IEAは14日公表の報告で、世界の供給過剰は下期に日量20万バレルと、1-6月(上期)の150万バレルから縮小すると予想した。米国のシェールブームが下火になることにより、OPEC外の生産量は1992年以降で最大の落ち込みを記録すると見込んでいる。制裁解除後のイランの輸出は金融面がネックとなり緩やかにしか回復しないことも過剰解消の要因になるという。

  今年のOPEC外からの供給は日量約70万バレル減り5700万バレルとなる見通し。IEAは引き続き、世界の石油消費が今年、日量120万バレル増えるとみている。IEAのリポートによると、OPEC加盟国は上期の1日平均必要量を約120万バレル上回るペースでの生産を続けている。

原題:IEA Sees Oil Oversupply Almost Gone in Second Half on Shale Drop(抜粋)

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