ヘッジファンドもロンドン離れ、「Brexit」不安-業界縮小も要因

ロンドンの中心部でヘッジファンドとプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社が使っているオフィス面積が1-3月(第1四半期)に2012年初め以来最小となった。仲介会社のクシュマン・アンド・ウェイクフ ィールドがデータを公表した。

  同社のセントラルロンドン調査責任者、エレイン・ロサール氏によれば、ロンドンでは4年にわたりこうした代替投資会社のオフィス需要が増えてきたが、世界の成長鈍化や規制強化でファンドの新規設立が減っていることに加え、英国の欧州連合(EU)離脱(「Brexit」)をめぐる不安がロンドン離れを引き起こしているもようだ。

  クシュマンのウェストエンドのオフィス仲介責任者アンドルー・タイラー氏は「現在はある程度の慎重さが見られる。賃借を考えているところもBrexit国民投票などの結果を見極めようとしている」と話した。

  1-3月のヘッジファンド・PE投資会社によるロンドンのオフィス専有面積は8万8000平方フィート(8175平方メートル)と前年同期の約16万平方フィートから減っていた。

  ユーリカヘッジのデータによれば、欧州のヘッジファンド業界は昨年、少なくとも15年ぶりに縮小した。1-3月は閉鎖ファンド数が新規設立数を約2対1の割合で上回った。

原題:Hedge-Fund Demand for London Offices Drops to Lowest Since 2012(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE