米フェイスブック株、下げ幅縮小-下落招いた広告データは「不十分」

  • 電話会議で共有されたデータは許可を受けていないとアドパーラー
  • フェイスブック株は一時3.7%下落-電話会議後

13日の米株式市場で、フェイスブックの株価は下げ幅を縮小して取引を終えた。同社株は一時大きく売られたが、広告パートナーであるアドパーラーが、電話会議で示したフェイスブックの広告トレンドに関するデータが不十分かつ許可を受けたものではなかったと説明したことで、買い戻しが入った。

  アドパーラーのコミュニケーション担当ディレクター、ポール・ハートナー氏は同社の「ジュニアレベルの社員が今朝のアナリストとの電話会議で軽率な発言をした」とのコメントを発表。「彼のデータは不十分で、きちんと背景説明を行わなかった。データは許可を受けたものではなく、こうした説明が二度と行われることがないようにしたい」と説明した。

  電話会議で共有されたアドパーラーのデータは、1-3月(第1四半期)の広告の伸びが予想より大きく鈍化したことを示唆していた。これを受けてフェイスブック株は大量の売りを浴び、一時は前日比3.7%安の106.52ドルまで下落した。

  ロバート・W・ベアードのアナリスト、コリン・セバスチャン氏は、フェイスブックを擁護。同氏は投資家向けリポートで、3月に減速した可能性はあるものの、アドパーラーのデータが示唆するよりもトレンドは安定していたと指摘した。アドパーラーのコメント発表後、フェイスブック株は下げ幅を縮小。結局110.51ドルで引け、前日からの下落率は0.1%未満にとどまった。

  フェイスブック株はここ1年で30%余り上昇。モバイル広告の増加で、売上高と利益の伸びが加速している。

原題:Facebook Shares Pare Losses as AdParlor Says Data Incomplete (1)(抜粋)

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