商品業界の女性富豪、サッカーのオランピック・ド・マルセイユ売却へ

  • サッカー界の変化を理由にクラブチームの売却を計画
  • 「価格は私の最大の関心事ではない」とルイドレフュス氏

大手商品取引会社ルイ・ドレフュスの会長で筆頭株主の資産家マルガリータ・ルイドレフュス氏が、フランスのサッカークラブチーム「オランピック・ド・マルセイユ」を売却することを計画している。サッカー界の商業面・政治面での変化を理由として挙げた。

  ルイドレフュス氏は13日、同クラブのウェブサイトに掲載した文書で「価格は私の最大の関心事ではない。それより、クラブを高レベルでの勝者にするために新たな株主の能力が最も重要になる」と述べた。

  ブルームバーグの推計によれば、ロシア出身のルイドレフュス氏は女性としては世界22位の富豪で資産は60億ドル(約6600億円)相当。故人である夫のロバート・ルイドレフュス氏が7年前にオランピック・ド・マルセイユを買収。マルガリータ・ルイドレフュス氏(53)は3月に双子を出産し産休を取得した。

  ルイドレフュス氏は「サッカー界は大きく変化しており、今は専門の企業がほぼ無制限の資本で支配している状況だ。これらの投資はスポーツの枠を超え、政治的目的を伴う商売となっている」との見方を示した。

  商品価格下落やボラティリティ(変動性)の低下、小麦や大豆などの農産物商品の供給過剰に伴い、ルイ・ドレフュスの昨年の利益は67%減少し10年ぶりの低水準となった。同社の年間商品取引量は8000万トンを超え、昨年の収入は560億ドル。
  
原題:Billionaire Louis-Dreyfus to Sell Marseille Soccer Team(抜粋)

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