ブラジル株:ボベスパ指数9カ月ぶり高値-政権交代の可能性高まる

  • 進歩党など2政党が連立政権からの離脱を決める
  • ペトロブラスの上昇がボベスパ指数の上げに最も貢献

13日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は9カ月ぶり高値に上昇。ルセフ大統領の弾劾が実現し、この約100年で最悪のリセッション(景気後退)に陥っているブラジル経済を立て直す新政権発足への道が開かれるとの見通しが一段と強まっている。

  議員数でブラジル4位の政党、進歩党(PP)とブラジル共和党が連立政権からの離脱を決めた。これにより17日に予定される下院本会議での弾劾の賛否を問う採決でルセフ大統領が勝利する確率は低下した。ブラジル石油公社(ペトロブラス)の上昇がボベスパ指数の上げに最も貢献した。

  ボベスパ指数は前日比2.2%高の53149.84と、昨年7月14日以来の高値で取引を終了。ペトロブラスは5.3%高。ブラジル銀行は1%高と5営業日続伸。イタウ・ウニバンコ・ホールディングも1.2%上昇した。

  インフィニティ・アセット・マネジメントのチーフエコノミスト、 ジェイソン・ビエイラ氏(サンパウロ在勤)は「政党の連立離脱は現政権が終えんを迎えつつあることの極めて明確な兆候だ。政権交代の希望が最近のブラジル株の主たるけん引役だ。一つ一つのニュースが政権交代の見通しにぴったり符合する流れになっている」と語った。

原題:Ibovespa Rallies to Nine-Month High as Parties Abandon Rousseff(抜粋)

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