米国株:上昇、4カ月ぶり高値-JPモルガンの決算を好感

更新日時

13日の米国株は続伸、4カ月ぶり高値をつけた。中国の貿易統計が良好だったほか、JPモルガン・チェースの決算が予想を上回ったことが背景。

  JPモルガンは4.2%高。1-3月(第1四半期)は報酬カットが奏功した。トレーディング収入の落ち込みは大方のアナリストの見込みよりも小さかった。バンク・オブ・アメリカ(BofA)やウェルズ・ファーゴ、シティグループはいずれも週内に決算を発表する予定。

  S&P500種株価指数は前日比1%高の2082.42。昨年12月4日以来の高値だった。ダウ工業株30種平均は187.03ドル(1.1%)高の17908.28ドル。

  テミス・トレーディングの株式トレーダー、マーク・ケプナー氏は「米国のデータは若干弱かったが、海外での指標が強く中国の統計は予想を大きく上回った」と述べ、「JPモルガンは厳しい四半期だったが、それでも予想を上回った。今後発表される企業決算が予想を上回ったとしたら、たとえ予想をそれほど大きく上回らなくても米国株は上昇する可能性がある」と続けた。

  S&P500種採用企業の第1四半期決算は 10%減益が見込まれている。特に銀行では20%減益が予想されている。

  中国の輸出は3月に1年ぶりの大幅増加となったほか、輸入の減少幅は縮小し、中国経済の安定化があらためて示された。

  S&P500種の銀行株指数の17銘柄はいずれも値上がりした。自動車株も高い。オートバイメーカー、ハーレーダビッドソンは4.3%高。3月のディーラー販売は温暖な天候が寄与し10%増となる可能性が高いと、UBSが指摘した。

  自動車部品メーカー、デルファイ・オートモーティブも上昇。新たな自社株買いプログラムが発表されたほか、長く続いた米内国歳入庁(IRS)との争いが決着したことが好感された。

  鉄道貨物輸送を手掛けるCSXは上昇。四半期利益がアナリスト予想並みだった。石炭や石油の貨物量が減少したものの、コスト削減で補った。

原題:U.S. Stocks Climbs to 2016 High After JPMorgan Tops Estimates(抜粋)

(第5段落以降を追加します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE