欧州株:1カ月ぶり大幅高-銀行株は2011年以来の大きな値上がり

  • 業種別19指数全てが値上がり、イタリア株の上げ目立つ
  • FTSE100指数は年初来の下げ幅を解消

13日の欧州株式相場は1カ月ぶり大幅高。銀行株が2011年10月以来の大きな上げで、指標のストックス欧州600指数は4営業日続伸となった。中国経済が安定化しつつあるとの楽観が高まったことが背景にある。

  資源銘柄も大きく上げた。中国の輸出が3月に1年ぶりの大幅増加となったほか、輸入の減少幅は縮小した。鉱業株の多い英国株も上げ、FTSE100指数は年初来の下げを解消してプラスとなった。1-3月(第1四半期)に売りを浴びた銀行株はこの日、6.3%値上がりした。

  指標のストックス欧州600指数は前日比2.5%高の343.06で終了。この日の上昇銘柄は500以上だった。

  ルツェルン州立銀行(スイス)のトレーダー、ベンノ・ガリカー氏は「投資家の意欲が戻りつつあるようだ」とし、「中国の良い経済データが資源セクターを良く支えている。イタリアの問題が解決に近づきつつあることも相場上昇を多少後押しした」と語った。

  FTSE100指数は1.9%上昇。アングロ・アメリカンとリオ・ティント、BHPビリトンが大きく上げた。住宅建設会社のバークレー・グループ・ホールディングスは2.7%上昇。

  イタリアのFTSE・MIB指数は4.1%高と、西欧の主要株価指数の中で上昇率が首位。モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナとポポラーレ・デレミリア・ロマーニャ、ウニクレディトはいずれも10%強の大きな上げを演じた。同国政府が今年に入ってから売りを浴びていた国内銀の支援策を打ち出したことが買いにつながった。

原題:Biggest Surge in Banks Since 2011 Sends Europe Shares Up 4th Day(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE