FRB議長:不透明感は「慎重なアプローチ」を正当化する

イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は米国経済にメリットよりもデメリットを多く与えるような決定を避けるべく金融政策を講じており、当局は慎重な行動が必要だと述べた。

  イエレン議長は米タイム誌が13日にオンラインで掲載したインタビューで、「やむを得ずかなり強い不透明感のある環境で金融政策を講じている」と述べ、「こうした環境では大きな過ちを見つけ出し、回避するためにもリスク管理のアプローチを取ることが適切だ。慎重な姿勢を選好する理由の一つだ」と続けた。

  インタビューでの発言は最近の議長の発言内容を繰り返したものだ。連邦公開市場委員会(FOMC)は先月、政策金利を据え置いた。FOMCは海外での景気減速が米経済に悪影響を与え、当局が目指すインフレ上昇の足かせとなるのか、見極めようとしている。

  インタビューでイエレン議長は金融政策は全ての米国民に恩恵をもたらすことを目指していると語り、「われわれが焦点を合わせるのはメインストリートだ。十分な雇用と安定した物価で経済環境を支援する。それが全ての米国民を支える」と続けた。

  インタビューは最近行われたが、具体的な時期は明らかにされていない。

原題:Yellen Repeats Uncertainty Warrants ‘Cautious Approach’ by Fed(抜粋)

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