JPモルガン:トレーディング収入は3、4月に安定

  • トレーディングの寄与で1-3月利益はアナリスト予想上回る
  • 第2四半期については依然「慎重」とレーク最高財務責任者

米銀JPモルガン・チェースは13日、株式・債券トレーディング収入が1、2月の急激な減少後、3月から4月初旬にかけては安定したと明らかにした。これが寄与し、1-3月(第1四半期)の収入はアナリスト予想を上回った。

  マリアン・レーク最高財務責任者(CFO)は電話会議で、「年初の2カ月に比較して3月を特徴付けた安定は4月に入ってからもこれまでのところ続いている。ただ、市場にはまだ流動性に乏しい部分があり、急激な調整に見舞われがちだ」と説明。「第2四半期については慎重だが、これまでのところ4月はそこそこ安定している」と語った。

  同行は2月下旬に、年初からのセールス・トレーディング収入が前年同期に比べ20%減少していると明らかにしていた。この日の発表によると、1-3月の債券トレーディング収入は13%減の36億ドル(約3930億円)で、ブルームバーグが調査したアナリスト7人の予想である32億3000万ドルを上回った。株式トレーディング収入は5%減の15億8000万ドル。アナリスト予想平均は13億5000万ドルだった。法人・投資銀行部門の利益は22%減、収入は15%減となった。

  第1四半期の純利益は55億2000万ドル(1株当たり1.35ドル)と、前年同期の59億1000万ドル(同1.45ドル)から6.7%減少した。調整後の1株利益は1.41ドルとなり、ブルームバーグがまとめたアナリスト29人の予想平均である1.25ドルを上回った。収入は前年同期比3%減の241億ドル。アナリスト予想平均は238億ドルだった。

原題:JPMorgan Says Trading Results Stabilized in March and April(抜粋)

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