野村、欧州の債券部門で上級マネジャーを削減-関係者

  • 高利回り債とABS部門で上級マネジャーが退社
  • 野村の海外事業は2010年以降黒字がない

野村ホールディングスの海外事業再編は欧州の債券業務にまで広がってきた。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  関係者3人が匿名を条件に述べたところによると、野村はロンドンで高利回り債とディストレスト債、資産担保証券(ABS)の部門で上級マネジャーを削減する。野村は12日に、欧州の一部事業を閉鎖し米州の一部で合理化すると発表していた。

  ロンドンの高利回り債、ローン、ディストレスト債トレーディング責任者、ピーター・チュン氏とディストレスト債専門家のマッテオ・コンテ氏、ヘッジファンド向けクレジットセールス担当のジョッシュ・ギブス氏が今週退社したと、関係者2人が述べた。ABSチームでも、戦略責任者のデービッド・コビー氏やシニアトレーダーのエドワード・ローズ氏、欧州セールス責任者ジョン・ローラー氏など上級マネジャーが退社したという。

  ロンドン在勤の野村の広報担当者は削減計画についてコメントを控えた。

  野村は2008年にリーマン・ブラザーズ・ホールディングスの欧州・アジア事業を買収したが、海外事業は10年以降黒字がない。事情に詳しい関係者は12日、同社が欧州株の調査、セールス、トレーディング、引き受けから撤退すると述べた。同社は27日の決算発表時に詳細を公表するとしている。

原題:Nomura Said to Cut Senior Staff in European Fixed-Income Unit(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE