OPEC:2016年需要見通し一段引き下げも-新興国の景気減速などで

石油輸出国機構(OPEC)は13日、原油需要見通しをさらに引き下げる可能性を明らかにした。新興国の景気減速と例年に比べ温暖な気候、燃料補助金の撤廃をその理由に挙げた。

  OPECは2016年の需要見通しを日量5万バレル引き下げ、平均9418万バレルとした。南米諸国の景気減速で全世界の需要の伸びは前年比で日量120万バレルにとどまるとみている。ブラジル経済の低迷や中東での燃料補助金廃止、北半球の冬季の気温が例年を上回ったことを指摘し、これで一段と見通しが低下する恐れがあるとの見方を示した。

  OPECがまとめた外部調査に基づく推定値によると、加盟13カ国の3月の産油量は日量3225万バレル。2月から1万4900バレル増えた。ドーハで行われる産油国会合への参加を表明した加盟11カ国の産油量は、生産維持の目安として提案されている1月の水準を48万7000バレル下回った。

原題:OPEC Warns of Deeper Cuts to Oil Demand Forecast on Slowdown(抜粋)

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