高給取りになりたい?-金持ちの息子に生まれてロンドン大学に行こう

  • LSE卒業生は年収10万ポンド以上稼げる可能性が最も高い
  • 子供は親から金銭以外にも多くを相続する-研究

高所得者になりたいなら、金持ちの息子に生まれてロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE、ロンドン大学を構成する1校)に行くのがよい。英国で大学を卒業した26万人の調査で分かった。

  卒業10年後を見ると、親が富裕層であるかどうかによる所得の差は2012-13年に男性で8000ポンド(約124万円)、女性は5300ポンドだった。米英の研究機関と大学が26万人について税と学費ローンのデータを基にまとめた調査で、富裕層の家庭は身の処し方や面接での態度など、金銭以上のものを子供たちに残していることが示唆された。

  論文執筆者の1人で英財政研究所(IFS)のエコノミスト、ジャック・ブリトン氏は「富裕層出身大卒者の労働市場での優位は30歳まで続く。大学や企業に問題があるということではないが、社会の固定化を防ごうとする政策当局者にとっては重要な点だ」と解説した。

  親の資産のほかに出身大学も影響する。オックスフォードとケンブリッジ両大学の卒業生の10%が卒業10年後に10万ポンド超の年収があった。新興勢力LSEの卒業生は両名門よりさらに所得が高く、女性卒業生の10%が年10万ポンド以上稼いでいるのは同校のみだった。

  専攻別では医学部が卒業10年後の平均所得5万ポンドでトップ。2位が経済の4万ポンド。最低の芸術は大学に行かなかった人と同程度だった。

原題:Want a Higher Salary? It Helps If You’re a Man With Rich Parents(抜粋)

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