アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株が上昇-インドも上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  13日の中国株式相場は上昇。上海総合指数が約3カ月ぶりの高値となった。素材株とエネルギー銘柄を中心に買われた。3月の中国輸出が増加に転じ、予想を上回る伸びを示したことが好感された。

  上海総合指数は前日比1.4%高の3066.64と、1月8日以来の高値で終了。CSI300指数は1.3%高で引けた。中国のドル建て貿易統計によれば、3月の輸出は前年同月比11.5%増加。2月は同25%減少だった。

  エン州煤業(600188 CH)が8.2%高と、石炭株の上げを主導。中国国際金融(CICC)が供給逼迫(ひっぱく)のため一部の石炭製品の価格が上昇するとの見通しを示した。江西銅業(600362 CH)は8.4%高と、商品銘柄の値上がりをけん引した。

  珩生鴻鼎資産管理の戴明ファンドマネジャー(上海在勤)は「景気回復に向けた『蜜月期』だ。きょうの貿易統計を含め一部の指標に改善が見受けられ、短期的には経済は確実に回復するだろう」と指摘した。

  香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が4%高と、2カ月ぶりの大幅な上げで終了。ハンセン指数は3.2%高。6営業日続伸と、ここ1年で最も長い値上がり局面となった。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  13日のインド株式相場は3カ月ぶり高値に上昇した。インフレが予想以上に鈍化したほか、モンスーン期の降雨量が平年を上回るとの予報が引き続き好感された。中国の輸出が予想以上に伸び、アジア株高の様相となった。

  インド最大のトラクターメーカー、マヒンドラ・アンド・マヒンドラは5年ぶりの上げ幅。銀行株では、3カ月ぶり高値を付けたICICI銀行の上げが目立った。二輪車メーカーのバジャジ・オートは上場来高値、国内乗用車最大手のマルチ・スズキ・インディアも大きく上げた。自社株購入計画を発表したソフトウエア輸出のウィプロはここ6カ月の最高値に達した。

  指標のS&P・BSEセンセックスは前日比1.9%高の25626.75と、1月1日以来の高値で引けた。12日の取引終了後に発表された3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.83%上昇で、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の5%を下回る伸びとなった。気象当局は同日、今年のモンスーン期の雨量が2013年以降初めて平年を上回るとの予報を明らかにした。過去2年は干ばつが農作物に影響を及ぼし、食料が値上がりしていた。

  14、15両日のインド株式市場は祝日のため休場となる。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比1.6%高の5054.65。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  13日の韓国株式市場は総選挙のため休場。取引は14日に再開される。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比1.4%高の8652.08。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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