米ベライゾン:調停を受け入れる用意ある-従業員のスト回避に向け

  • 米北東部の固定電話部門の従業員約3万9000人が13日にスト入りも
  • 管理職や請負業者がストに参加する従業員の業務を代行

米通信サービス会社ベライゾン・コミュニケーションズは12日、バージニア州やマサチューセッツ州などで固定電話部門の従業員約3万9000人がストライキに突入する可能性に備える中、新たな労働協約締結に向けて連邦当局の調停に応じる用意があると表明した。

  発表資料によると、同社は顧客対応や回線修理といったストに参加する従業員の業務を引き継げるよう、マネジャーや請負業者を訓練しているという。同社はまた、米連邦調停局(FMCS)から接触があったことを明らかにし、労使問題解決に向けた取り組みに参加する用意があると説明した。

  ベライゾンは昨年6月以来、同年8月に失効した労働協約に代わる新協約の諸条件をめぐり、2大労組である全米通信労組(CWA)と国際電機労組(IBEW)と協議を続けてきた。同社は労組メンバーに対し医療費の負担増や一時的な異動への柔軟な姿勢を求めている。一方、労組側の要求は他地域への異動の制限や年金増額維持など。

  行き詰まりが続く中、労組側は交渉期限をニューヨーク時間13日午前6時(日本時間同日午後7時)に設定しており、合意に至らなければスト入りする構えだ。同社で最後にストが実施されたのは2011年だった。

原題:Verizon Open to Mediation to Avert Strike of 39,000 Workers (1)(抜粋)

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