JPモルガン、アジアのプライベート部門で約30人を削減-関係者

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米銀JPモルガン・チェースはアジア太平洋のウェルスマネジメント(富裕層向け資産運用)部門について、顧客投資の最低額引き上げに伴うスタッフの再編を実施し、人員の約5%を削減した。非公開情報であることを理由に事情を知る関係者1人が匿名を条件に明らかにした。

  関係者によれば、香港とシンガポールに拠点を置く取引関係マネジャーを中心に約30人の削減が今週行われ、香港で10人余りが退職した。JPモルガンの香港在勤の広報担当マリー・チュン氏は、コメントを控えている。

  アジアのプライベートバンク増強に動くスイス最大の銀行UBSグループや同2位クレディ・スイス・グループとは一見逆行する動きだが、JPモルガンは投資可能な資産を多く持つ顧客にサービス対象を絞り込む方針。関係者によると、顧客投資の最低額を年内に500万ドル(約5億4500万円)から1000万ドルに引き上げる計画という。

  JPモルガンは、シティーワイヤが今週伝えていた北アジア富裕層部門のマーケットマネジャー、エドウィン・リム氏の退職を確認する一方、「優秀な人材」がいる場合には、アジア太平洋地域の採用に制約はないと電子メールで配布した発表文で説明した。

原題:JPMorgan Said to Trim 5% Jobs at Asia-Pacific Wealth Division(抜粋)

(顧客投資の最低額引き上げの動きなどを追加して更新します.)
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