米ガソリン小売価格が12年ぶり安値へ-夏季休暇のドライバーに恩恵

  • 米ガソリン小売価格の平均、1ガロン=2.04ドルと予想-EIA
  • 雇用が伸びガソリン安値が続く中で需要は過去最高水準へ

米国ではガソリン小売価格が12年ぶりの安値となる見通しで、夏季休暇に自動車で旅行するドライバーたちは恩恵を受けそうだ。価格は1ガロン=2ドルをわずかに上回る水準となっている。

  米エネルギー情報局(EIA)の12日の発表によれば、今夏のガソリン小売価格は1年前と比較して1ガロン当たり59セント、原油価格が1バレル=100ドルを超えていた2014年と比べると同1.55ドルそれぞれ安くなっている。今夏のガソリン需要は前年比で1.4%増加し、過去最高に達すると予想されている。

  EIAはレギュラーガソリン小売価格の4-9月の平均が1ガロン=2.04ドルになるとみている。予想通りなら2004年以来の安値で、同年には平均価格が2ドルを割り込んだ。

  EIAのアダム・シミンスキー局長は電子メールで送付した資料で、「ガソリン小売価格が安いことに加え雇用の伸びが続いていることからドライブが増え、その結果、今夏のガソリン需要は過去最高水準に達すると予想されている」と指摘。「通年では平均的な家計はガソリン代を前年比で約350ドル(約3万8000円)節約できるだろう」と述べた。

  全米自動車協会(AAA)の広報担当者マイケル・グリーン氏によれば、米国人は6、7、8月にガソリン向け支出を前年同期比で総額最大150億ドル削減できる可能性があり、これは運転免許保有者1人当たり約70ドルに相当する。

原題:Cheapest Gasoline in 12 Years a Boon for Summer Motorists (1)(抜粋)

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