フィラデルフィア連銀総裁:慎重さ求める、低インフレがリスクに

フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は金融政策当局者は利上げに際して慎重過ぎるくらい慎重になるべきだと述べた。低インフレが根強く続けば、当局が掲げる2%のインフレ目標に対する信頼感が損なわれる恐れがあるからだ。

  ハーカー総裁は12日、フィラデルフィアで講演。原稿によれば総裁は「こうした状況を考えると、少なくとも非常に近い将来における金融政策に対する私のアプローチとしては若干、保守的な姿勢が強まる」と述べ、「今後の金融政策の展開について確定的な道を示すことはできないが、より強いインフレデータが示されるまで次回の利上げを見送るとの判断が賢明かもしれない」と続けた。

  さらに「今年第1四半期のインフレ率は非常に低い可能性が高く、おそらくマイナスの可能性さえある。一方、最大限の雇用確保という責務は、まだ達成していないと仮定すれば、今年早い時期に達成するだろう」と述べた。同総裁は失業率は今年末までに4.7%へ低下すると予想している。3月は5.0%だった。失業率は1月、2月連続して4.9%を記録した後、3月に0.1ポイント上昇している。

原題:Fed’s Harker Urges Caution as Low Inflation Risks Credibility(抜粋)

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