アジア・太平洋株式サマリー:中国株が反落-香港、インド株は上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  12日の中国株式相場は反落。工業株を中心に売られた。李克強首相が中国経済の下振れ圧力を指摘した。

  上海総合指数は前日比0.3%安の3023.65で終了。重機メーカーの中信重工機械(601608 CH)が工業株の下げを主導した。証券会社の申万宏源集団(000166 CH)も安い。1ー3月(第1四半期)の純利益がほぼ半減したことを明らかにした。CSI300指数は0.4%安で引けた。

  中国の実体経済は多数の困難に直面しており、妥当な範囲内の経済成長を確実にするため供給サイドの構造改革を促すと李首相が述べたと中国中央テレビ局(CCTV)が報じた。上海株は前日、3月の生産者物価指数(PPI)が前月比で2013年以来の上昇に転じたことを受け、今月に入って最大の上げを記録していた。

  精熙投資管理の王征最高投資責任者(CIO、上海在勤)は「市場は景気回復の持続可能性に疑問を抱いており、さらに指標を見てそのトレンドを確認する必要がある」と指摘。「特に相場は前日そこそこ上昇したため、投資家は株式を買ってさらに株価を押し上げることに非常に慎重になっている」と述べた。

  香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が0.4%高で終了。ハンセン指数は0.3%高と、5営業日続伸。ここ1年で最も長い値上がり局面となった。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  12日のインド株式相場は上昇。指標のS&P・BSEセンセックスは続伸した。モンスーン期の雨量が平年を上回るとの予報でインフレ懸念が和らぎ、企業業績の見通しが改善したことが背景にある。

  かんがい設備を手掛けるジェイン・イリゲーションとEPCインダストリーの上げが目立った。二輪車メーカーのヒーロー・モトコープとバジャジ・オートも買われ、インド最大の乗用車メーカーであるマルチ・スズキ・インディアは1週間ぶり高値を付けた。

  センセックスは前日比0.5%高の25145.59で終了。前日は1.4%値上がりした。気象当局はこの日、今年のモンスーン期の雨量が2013年以降初めて平年を上回るとの予報を明らかにした。過去2年は雨不足で農村部の需要が落ち込み、直近5四半期のうち4四半期で指数構成企業は減益に沈んだ。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.9%高の4975.65。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.6%高の1981.32。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.4%安の8531.18。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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