中国の遊族網絡、自動運転車に期待-オンラインゲームするのに好都合

情報検索サービスの大手や、ネット接続した多機能テレビのメーカーは中国で自動運転車にも参入している。ここへ来て、より縁のなさそうな候補が出てきた。携帯ゲームを開発する企業だ。

  中国の電子ゲーム会社、遊族網絡は、2018年のスポーツ型多目的車(SUV)販売に向けて電気自動車(EV)メーカーとの協力を目指している。遊族網絡は自動車に投資することで、自動化されていく車に乗る人が将来、欲しがるようなオンライン・ゲームやビデオなどの提供に備えている。

  「人が運転しなくてもいい日が来るだろう」と遊族網絡の投資担当幹部のチェン・ファン氏はインタビューで話した。提携関係の締結が最終段階にあるとして、相手の自動車メーカー名は明らかにしなかった。「その日を待つより、むしろ今から相手となる自動車メーカーを見つけて長期的な関係を構築する必要がある」という。

  インターネット企業はクラウド・コンピューティングやビッグ・データ、人工知能を自動車業界に持ち込み、ネットワークに常時接続し、輸送手段を越えた車をつくり出そうとしている。

  遊族網絡が開発を手伝う最初のモデルは提携相手のブランド名で販売され、満充電で300キロメーターを走行できると、チェン氏は話した。初年に1台の価格が30万元(約500万円)までで最大5000台のSUV販売を目指している。

  遊族網絡が2.5%を出資する日本のEVベンチャー、GLMも車の技術を提供してくれると、チェン氏は話した。顧客ターゲットは18ー35歳で、優れた品質や機能を備えた手ごろな価格の製品を求めている人たちだという。

原題:Youzu Bets Self-Driving Cars Will Free Up Hands for Online Games(抜粋)

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