フェイスブック:ボット投入も企業及び腰か-「テイ」で見えたリスク

米フェイスブックの開発者会議「F8」が12日に米サンフランシスコで開幕する。2500人を上回るコーダーや企業ブランド管理者がフェイスブックの今後の方針に耳を傾けるために集まるが、今回のイベントで流行語になりそうなのがボットだ。

  フェイスブックは「メッセンジャー」で使うチャットボットを各企業が制作する方法を公開するとアナリストは予想しており、アプリの約9億人の利用者がお気に入りの店舗や製品について、チャットボットを通じて自動化されたやり取りが行えるようになる。

  一方、企業側は慎重だ。ブランドが発するメッセージをロボットの手に委ねるのはリスクを伴う。米マイクロソフトのチャットボット「Tay(テイ)」が先月ツイッターで、人種差別・性差別的発言や攻撃的なコメントを発し始めたことでも、それは明らかだ。

  米ターゲットやナショナル・ジオグラフィックと取引があるゴーカート・ラブズのインベンション・戦略担当ディレクター、マット・ジョンソン氏は、テイの件で企業は二の足を踏むのではないかとの見方を示し、それがたとえボットであっても、顧客が不快な経験をすれば、重大な影響が生じかねないと指摘した。

原題:Facebook Bots Are a Tough Sell After Microsoft Tay’s Racist Tirade(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE