ジャンク債はバブル、投資家はクレジットリスク補償されず-UBS

  • デフォルト率は過去最高水準に上昇する恐れとストラテジスト
  • スプレッドも16.4%に拡大の可能性

ジャンク(投機的格付け)債の投資家は迫りくる債券相場の暴落に見合うリターンを得ていないと、UBSグループのクレジットストラテジスト、マシュー・ミッシュ、スティーブン・カプリオ両氏は指摘した。債券相場の大幅な下落に伴いデフォルト(債務不履行)率は過去最高水準に上昇する恐れがあるという。

  両氏は11日付のリポートで、「ジャンク債のバブルが起きている。簡単に言うと、顧客はクレジットリスクを補償されていない」と述べた。

  米景気減速でバブルが崩壊する恐れがあり、投機的格付けの債券と融資のほぼ半分を占める格付けの低い企業を圧迫しかねない。こうした債務に群がった投資家も巨額の損失を被る可能性があると、カプリオ氏は電話インタビューで語った。3月3日の資料によると、同氏らは米国が今年リセッション(景気後退)に陥る確率を23%とみている。

  両氏の予想が正しい場合、バブル崩壊時に債券の質の悪化や市場の非流動性で投機的水準のデフォルト率は過去最高に達し、スプレッドも16.4%に拡大する可能性がある。これは現在の米国債に対するスプレッドの2倍以上の水準。カプリオ氏によると、1年間の米国のデフォルト率は現在4.1%。

原題:UBS Says Junk Bond Bubble Just a Slowdown Away From Popping (1)(抜粋)

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