ブラジル特別委:ルセフ大統領の弾劾を支持-17日にも下院で採決

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ブラジル下院の特別委員会は11日、ルセフ大統領の弾劾勧告を賛成多数で可決し、議会による大統領の弾劾にさらに一歩近づいた。

  特別委は賛成38、反対27で弾劾勧告を可決した。ルセフ大統領は議会の承認を得ずに政府会計の違法な操作を行った責任を問われており、早ければ17日にも下院本会議で弾劾の賛否をめぐる採決を行う準備が整った。

  大統領弾劾に対する支持は拡大しているものの、下院の弾劾投票での可決に必要な全議席の3分の2には届いていない。一部の中間派の議員らは、ルセフ大統領を支持するか、弾劾が決まった場合に次期大統領に就任すると目されるテメル副大統領の側につくか、態度をなお決めかねている。

  反政府系グループの「ベンプラルア」が11日午後の時点で明らかにしたところでは、下院513議席のうちルセフ大統領の弾劾を支持する議員の数は287、反対は127。出身母体である労働党を含む大統領を支持するグループの発表では、126人が反対している。エスタド・ジ・サンパウロ紙の調査によれば、弾劾を支持する議員の数は293と、5日以降で59人増えた。

原題:Brazil Lawmakers Push Rousseff One Step Closer to Impeachment(抜粋)

(大統領弾劾を支持する下院議員の数などの情報を追加して更新します.)
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