欧州株:続伸、イタリアの銀行株が上げ主導-鉱業株も高い

11日の欧州株式相場は続伸。銀行株と鉱業銘柄の上げが目立った。指標のストックス欧州600指数は週ベースで先週末まで4週続落となっていた。

  この日は先週売りを浴びたイタリアの銀行株が上げを主導した。バンコ・ポポラーレとUBIバンカが大幅高。同国の財務省と中央銀行の当局者が大手銀行の幹部らと不良債権処理に取り組む基金設立について協議すると、事情に詳しい関係者が明らかにした。金属価格の上昇を背景に、アングロ・アメリカンとアルセロール・ミタルも大きく買われた。

  ストックス600指数は前週末比0.3%高の332.87で終了。安値では0.8%下落、高値では0.9%上げる場面があった。

  BGCパートナーズ(ロンドン)の市場ストラテジスト、マイケル・イングラム氏は「いわゆる『デッド・キャット・バウンス (相場の大幅下落後の一時的な反発)』のようだ。基本的に不安定で引き続き極めて脆弱(ぜいじゃく)だ」とし、「投資と言うよりはポジショニングだ。活況銘柄に注目すると、銀行株が押し上げているようだ。恐らくイタリア中銀と財務省がこの日、基金設立で会合を開いたとのニュースがセンチメント改善に寄与したのだろう」と語った。

  イタリアのFTSE・MIB指数は1.3%上昇と、ブルームバーグが集計する先進国の主要株価指数の中で最大の上げとなった。スペインのIBEX35指数とドイツのDAX指数も上昇した。

原題:European Stocks Buoyed by Italian Lenders After Weekly Decline(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE