欧州エアバス、840人乗り「空飛ぶいわしの缶詰」の受注失う

  • エール・オーストラル発注の「A380」2機、受注残から外れる
  • エアバスは2機を新たに受注、顧客名は不明

欧州の航空機メーカー、エアバス・グループはインド洋の仏領レユニオンに本拠を置く航空会社エール・オーストラルからの超大型機「A380」2機の受注を失った。同社は同機を航空史上最も座席数の多い機体として運航することを目指していた。

  840席の配置計画を受けて「空飛ぶいわしの缶詰」と称された同機は、エアバスの受注残から外れた。11日公表されたエアバスの月間改定で明らかになったもので、受注キャンセルが確認された。エール・オーストラルは納入受け入れを再三にわたって延期していたため、キャンセルの可能性は高いとみられていた。

  エール・オーストラルは2階建ての同機を2009年に発注。パリ間でのエコノミークラス専用線に使用するとしていた。大半の航空会社はA380の客室を3クラスに分け、合わせて450-550席で運航している。

  エアバスのウェブサイトでは、A380スーパージャンボ機2機の新規受注も示している。顧客名は明らかにされていない。

原題:Airbus Loses Order for 840-Seat ‘Flying Sardine Can’ Superjumbos(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE